昔は「食事した?」が決まり文句だった挨拶言葉が、いまでは「ウォーキングした?」に変わってきた。これは、中國人が健康的な生活をますます追求するようになったという狀況の変化を物語っている。「國民健康増進計畫(2016-2020年)」や「健康中國2030計畫綱要」などの政策が次々と発表されるに伴い、全國民によるエクササイズが、國家戦略レベルにまで引き上げられた。スポーツ人口の増加やスポーツ事業の発展から、スポーツ産業の勃興に至るまで、スポーツは今や、より強大な吸引力を備えており、中國社會発展の足並みに影響を及ぼすようになった。人民中國が報じた。
スポーツやフィットネスが數年前から流行し、多くの中國人がフィットネスに勤しむようになった。2014年國家最新全國民フィットネス狀況調査の公式データによると、スポーツやフィットネスを習慣とする人の増加率は、2007年比で約8ポイント上昇した。
フィットネス関連アプリの登場で、エクササイズとSNSの関係性がますます深まる
「普段走る時には、攜帯アプリで詳細を記録している。レースに參加するときには、ランニング用の時計を著用して走る」と、北京の銀行で働く大壯さんは話す。
オンラインリサーチ大手の艾瑞諮訊(アイリサーチ)が取りまとめた「2016年中國全國民スポーツ?フィットネス業界報告」によると、2016年1月から9月、スポーツ?フィットネス関連アプリユーザー數と総使用時間は著実に増加しており、ユーザーの使用頻度と使用時間も増加傾向を呈した。これは、オンラインのエクササイズ関連ツールを自分のエクササイズの補助として利用する人がますます増えていることを意味している。一日の関連アプリ起動回數と使用時間が多ければ多いほど、ユーザーがより多く身體を鍛えていることになり、鍛える時間もより長くなる。
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