「これらは全て、罪深き爪痕であり、痛ましい教訓であり、歴史の目撃証言だ。世界にたった一つしかない歴史文化財もあり、戦爭の醜さを暴く上で極めて価値が高い」と話す魯氏は、常にこのような使命感に突き動かされ、余暇の時間のほとんどを史料の収集に投じている。
2004年から十年あまり、魯氏はネット上で南京大虐殺に関する文化財資料を探し求めてきた。ネットオークションは、その主要ルートで、海外サイトで売り手からオークションで競り落としては、次々と南京へ寄贈し続けている。
抗日戦爭に関する文化財を収集することは、今では魯氏が擔う天命?責任となった。魯氏は、「舊日本軍が中國で起こした罪深い暴行について、後世の人々にその事実を伝えていかなければならない」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年5月13日