インターネット企業(yè)の「奇虎360」によると、2014年12月1日から2015年11月30日の1年の間に、海外のハッカー集団の攻撃により、少なくとも中國のパソコン1萬臺以上が影響を受けた。その範(fàn)囲は、中國全土の31の省級行政區(qū)に及び、うち、北京市、広東省の被害が最も大きかった。教育?科學(xué)研究機(jī)関や政府機(jī)関がその主な標(biāo)的だ。新華網(wǎng)が報じた。
奇虎360のモニタリングによると、中國はハッカーの攻撃を継続的に受けている被害國となっている。
15年11月末の時點(diǎn)で、奇虎360は中國の科學(xué)研究機(jī)関や政府機(jī)関などを標(biāo)的にサイバー攻撃を行った29のハッカー集団を確認(rèn)した。ハッカー集団の中國を標(biāo)的にした攻撃は07年から始まり、過去12カ月だけで、少なくとも中國のパソコン1萬臺以上がその影響を受けた。
モニタリングによると、攻撃の被害が最も大きい中國の省?市は北京市、広東省、浙江省、江蘇省、福建省。科學(xué)研究機(jī)関が標(biāo)的となった攻撃が最多で、全體の37.4%を占めた。次に多かったのは政府機(jī)関で27.8%だった。その他、軍事システムや工業(yè)システム、商業(yè)システム、宇宙システム、交通システムなども標(biāo)的となった。
奇虎360の呉雲(yún)坤総裁は、「ハッカー集団の主な目的は、情報やデータを盜むこと。攻撃が成功すると、ターゲットとなったパソコンの関連の基本情報を収集し、その中にある重要なデータをさらに大量に盜む。そしてさらに、そのターゲットのネットワーク上にあるほかの機(jī)器からも重要データを盜むことを試みる」と説明する。
パソコンのほか、スマホが攻撃の対象となるケースも増加している。モニタリングによると、典型的な攻撃の方法は、パソコンを通してアンドロイド搭載のスマホをウィルスに感染させ、録音や通話記録、連絡(luò)先、ショートメッセージ、SDカード內(nèi)のファイル、位置情報などを盜む。
「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月14日
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