「中國側はトルコによるサミットの開催成功を積極的に支持し、各參加國と共に、サミットが4方面の目標を実現するよう後押しする」。中國の李保東外交副部長(外務次官)は10日に北京で、中國の習近平國家主席の第10回G20サミット出席についてこう述べた。
4方面の目標は(1)G20參加國が成長と雇用の促進を中心的課題として、世界経済の新たな成長を先導する自信と能力をはっきりと示すこと(2)G20の危機への対応から長期的に効果のあるガバナンス制度への転換、周期的政策から構造的政策への転換を推進すること(3)開放型世界経済の建設と維持に盡力すること(4)責任あるマクロ経済政策を講じ、他國にプラスの波及効果をもたらすよう努め、あまねく広がる発展を実現すること――だ。
第10回G20サミットは15、16両日にトルコで開催される。李氏は國內外プレス向けブリーフィングで「習主席の會議出席は中國側がG20協力を強く重視していることを十分に示し、各國と共に世界経済の成長を促進し、世界経済ガバナンスを強化し、経済の改革?モデル転換を推進する中國側の積極的で建設的な姿勢を示すものだ。習主席はサミット期間の全ての正式活動に出席し、世界経済の情勢に対する見解と主張を踏み込んで明らかにし、各國が協力して試練に対処し、成長の新たな原動力を共に発掘することを提唱する。中國の第13次五カ年計畫と結合して、中國の改革の全面的深化、開放型経済新體制の構築に向けた政策措置を紹介する。また、2016年G20サミットの開催に向けた全體的構想を各國指導者に報告し、各參加國と意思疎通?調整を行い、成功を後押しする考えを表明する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年11月11日