中日韓協(xié)力　アジア経済活性化に重要な意義

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2015年11月09日09:06

発展を期待する世界中の目が絶えずアジアに向けられている。そんな中、東アジアの3大エコノミーである中國(guó)、日本、韓國(guó)の間の経済貿(mào)易協(xié)力が各方面の関心を呼び起こしている。3カ國(guó)はアジア経済繁栄の重要な支柱として、また世界経済成長(zhǎng)の重要な礎(chǔ)石として、昨年はアジアの経済成長(zhǎng)に対する貢獻(xiàn)度が70％、世界の経済成長(zhǎng)に対する貢獻(xiàn)度は36％に達(dá)した。このほど「北東アジアの平和の協(xié)力のための共同宣言」が発表されたことに加え、中國(guó)が提唱した「1ベルト、1ロード」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）戦略が継続的に推進(jìn)されており、専門家は、「3カ國(guó)が相互に『力を借り』合い、市場(chǎng)を共有することは、アジア経済の活性化と世界のニーズ掘り起こしに極めて需要な意義をもっている」と指摘する。「人民日?qǐng)?bào)」海外版が伝えた。

▽アジア內(nèi)部市場(chǎng)は「大きい」

世界経済を全體として1ホールのケーキに例えるとしよう。統(tǒng)計(jì)に基づくと、中日韓3カ國(guó)の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）と対外貿(mào)易額の合計(jì)は16兆ドル（約1946兆2400億円）に達(dá)しており、ケーキの約5分の1を占めることになる。アジア経済の「牽引役」として、3カ國(guó)がさらなる?yún)f(xié)力をどのように進(jìn)めるかは、3カ國(guó)がそれぞれに回答を探している問(wèn)題だ。今回再開した第6回中日韓首脳會(huì)談で、國(guó)務(wù)院の李克強(qiáng)総理はこの問(wèn)題への回答に觸れ、「氷を溶かす」6項(xiàng)目のプランをうち出し、中でも中日韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）の構(gòu)築を加速させることが「最重要案件」になるとの見方をうち出した。

學(xué)術(shù)関係者の予測(cè)によると、15億を超える人口を抱えた3カ國(guó)のFTAが成立すれば、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)での中國(guó)のGDP成長(zhǎng)率は1.1～2.9％上昇し、韓國(guó)は2.5～3.1％上昇し、日本も0.1～0.5％上昇することになる。韓國(guó)貿(mào)易協(xié)會(huì)國(guó)際貿(mào)易研究院の李鳳傑研究員は、「中日韓FTAの構(gòu)築はより緊密な経済?貿(mào)易協(xié)力をもたらすだけでなく、アジア経済一體化プロセスを切り開くものでもある」と話す。