曁南大學(広東省広州市)のイノベーションチームは中國エリア優勝者として、南アフリカで開催された2015年「Enactusワールドカップ」に出場し、トップ24入りを果たし、最終的に3等賞を受賞した。彼らの「緑で未來をけん引」プロジェクトは、ミミズ堆肥により生ごみの資源化?リサイクルを実現した。同技術はすでに実用化されており、農業?政府?企業の協力モデルを打ち出した。光明日報が伝えた。
チームは実験を重ね、手始めに理想的な品種、日本の「太平2號」を選んだ。チームは學校の食堂に連絡し、生ごみを集め実験を行った。現在1キロのミミズで1日當たり1キロのゴミを処理でき、かつ溫かく清潔な肥料を作ることができる。
広州市増城區都市管理局は同チームと3ヶ月の契約を結び、実験に協力している。農場が実験田を提供し、企業がミミズを提供し、政府がその連絡を擔當する。プロジェクトは予想通り収益を手にし、ウィンウィンを実現した。提攜先は2回のミミズ堆肥により、約4倍の収益を手にした。農場は有機肥料で遅菜心(サイシン)を栽培し、1ムー當たり350キロの増産を実現した。政府はミミズ堆肥技術の導入により、生ごみ処理費用を1トン當たり310元(1元は約18.9円)から64元に削減した(79.3%減)。曁南大學は特許出願中で、ミミズ堆肥技術をより多くの地區に普及させようとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月28日