こうした事を結びつけてみると、日本の行動のロジックは驚くほど似ており、いくつかの発言さえも一致することに気づく。南京大虐殺文書の登録申請と9月3日の記念行事への國連事務総長の出席は、中國に「政治利用」され、日本の侵略の歴史を再び世界の人々の面前に暴露するものであるため、國連やユネスコは「中立を保つ」べきなのだ。日本は「歴史事実」の問題にこだわる一方で、中國側や國連およびその専門機関の活動を中傷して、日本による侵略の歴史に対する國際社會の認識に疑問を呈し、否認している。日本は自らのかつての侵略の殘虐行為を人類が忘れて、戦後の國際社會に対する「貢獻」のみを記憶することを夢想するとともに、「積極的平和主義」によって世界に幸福をもたらすことを期待している。
こうした日本の行動は明らかに白黒を逆さまにするものであり、小細工を弄してかえって失敗するだけだ。もし日本が本當に自らの名譽を考え、子々孫々に歴史の重荷を殘さないことを望むのなら、まず歴史を直視することから始めるべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月14日