日本天皇「さきの大戦に対する深い反省」に初言及

8月15日は日本が敗戦を迎えた日だ。日本では毎年この日に日本武道館で戦沒者追悼式が行われ、天皇陛下が出席して「おことば」を述べている。新京報(bào)が伝えた。

日本の共同通信社の報(bào)道によると、天皇陛下のこれまでの式典での「おことば」の內(nèi)容は基本的に変わらなかったが、今回は初めて「さきの大戦に対する深い反省」という表現(xiàn)が加わった。

今年81歳になる天皇陛下は、「過去を顧み、先の大戦に対する深い反省と共に、今後、戦爭(zhēng)の慘禍が再び繰り返されぬことを切に願(yuàn)い、全國(guó)民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から成る追悼の意を表し、世界の平和と我が國(guó)の一層の発展を祈ります」と述べた。

報(bào)道によると、天皇陛下が「深い反省」という言葉を使ったのは、安倍晉三首相に対する一種の「牽制」だという。日本のメディアは、同じく追悼式に出席した安倍首相があいさつの中で「戦爭(zhēng)の慘禍を決して繰り返さない」と述べるにとどまり、アジア諸國(guó)への加害責(zé)任と反省に觸れなかったことに注目する。安倍首相は過去2回のあいさつでも反省という表現(xiàn)を使っていない。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月16日