中日交流を促す日本の元軍人

抗日戦爭(zhēng)勝利70周年インタビューシリーズ第6期

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2015年08月14日15:28

戦前の日本は軍國(guó)主義に支配され、士官になり天皇に忠誠(chéng)を誓うことが多くの日本男児の憧れとなっていた。そうした社會(huì)的空気が蔓延する中、多くの日本人が入軍して侵略戦爭(zhēng)に參加した。日本の敗戦後、社會(huì)の変化に伴い、日本人の戦爭(zhēng)に対する見(jiàn)方には大きな変化が生じた。一部有識(shí)者の中には戦爭(zhēng)に深い反省の意を示し、軍人から反戦、さらに中日交流を促す友好的な人々へと変わっていった人もいる。「人民網(wǎng)抗日戦爭(zhēng)勝利70周年シリーズインタビュー」では今回、元日本兵でそうした変化を歩んだ金子広太郎さんを取材、その変化の背景にある物語(yǔ)をご紹介したい。

金子広太郎さんは1927年11月24日に宮城県で生まれ、今年で88歳になる。「88は中國(guó)ではとても縁起の良い數(shù)字」と笑顔で話す。金子さんは1980年に友好団體「日中友好元軍人の會(huì)（「日中友好8?15の會(huì)」の前身）」に入會(huì)し、その後事務(wù)局長(zhǎng)となって數(shù)十年來(lái)反戦と中日友好事業(yè)に盡力してきた。今夏、記者が東京のある會(huì)場(chǎng)で初めて金子さんを見(jiàn)かけた際、金子さんは足が不自由なために杖を2本つきながら、自力で階段を上り下りして地下鉄に乗車(chē)していた。金子さんが颯爽と歩く姿を遠(yuǎn)くから見(jiàn)て、一體どんな強(qiáng)い信念が金子さんを貫いているのかという疑問(wèn)と興味に駆られた。