映畫の上映前、舞臺あいさつをする山田火砂子監督 日本の國民に再び國に騙されないよう、反省の精神を持つべきだと呼びかけた
映畫「山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」の上映會がこのほど「小江戸」と呼ばれる古い城下町、川越市で行われた。山田火砂子監督も上映會に出席し舞臺挨拶を行った。この反戦監督に、平和を守る願いについて聞いた。新華網が伝えた。
低予算映畫である「山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」は、「中國殘留孤児の父」と稱される山本慈昭氏の後半生の物語が描かれる。事実を基にした同映畫は主人公?山本慈昭の戦爭に翻弄された波亂萬丈な人生を通し、日本の誤った國策によって悲慘な運命をたどった長野県の満州開拓団の様子が描かれており、日本の軍國主義が中日両國の國民にもたらした災難を暴き出している。