12月13日という日は、中國人一人ひとりの胸に刻まれた日である。77年前のこの日、1937年12月13日、中國を侵略した舊日本軍は南京で、中國人同胞に対する40日余りに及ぶ凄慘な大虐殺を開始した。30萬人余りが殺害され、事件は南京大虐殺として世界を震撼させることになった。(文:ホウ中鵬?中國社會科學(xué)院日本研究所學(xué)者)
中國人民の抗日戦爭は、苦しく辛いものだった。民族は途方もない犠牲を払った。中國の軍人と民間人の死傷者は3500萬人を超えた。日本の軍國主義によるが戦爭は中國を破壊し、中國から大量の資源と財(cái)産が奪い去られた。中國が被った直接的な経済損失は現(xiàn)在の価格で1000億ドル、間接的な経済損失は5000億ドルにのぼると言われる。
平和な國際社會は血をもってあがなわれたものである。國際社會という大家族のすべてのメンバーはこの平和を大事にしなければならない。だが日本の右翼勢力は、第2次世界大戦後の極東軍事裁判は戦勝國の一方的な裁判であると訴え、日本の発動した戦爭が「侵略」であったかはまだ確定されていないと主張する。さらには南京大虐殺について「そもそも存在しない」と主張する論客もいる(NHK経営委員?百田尚樹氏など)。
アジア太平洋地域の平和を守り、軍事膨脹による戦爭突入という道を日本が再び進(jìn)むことがないよう、また國際社會全體の平和と安定を保つため、中國政府と人民は、國家による追悼という形で、77年前に起こった大虐殺事件の犠牲者を厳かに記念することを決めた。その重要な目的の一つは、日本各界の有識者を含む國際社會全體に次のことを知ってもらうためである。南京大虐殺のような酷い事件が再び発生することがないこと、數(shù)知れない罪なき人々が再び血を流すことがないこと、野蠻な侵略戦爭が再び発生することがないことを願う者にとって、日本を再び危険な道へと引きずりこもうとしている日本の右翼勢力の伸張は、アジアと世界の平和をかき亂す脅威でしかなく、アジアと世界のトラブルメーカーでしかなく、アジアと世界の動揺と不安の種でしかない。アジアと世界の永続的な平和のためには、日本各界の有識者を含む國際社會全體の平和を愛する人々が、軍國主義による侵略を否定する日本の右翼勢力による歴史の逆行に斷固として反対し、日本の右翼勢力の危険な言行と動向に警戒と注意を失わず、日本の右翼勢力の陰謀を決して許さないことが必要となる。
習(xí)近平主席は、抗日戦爭勝利の69周年記念の座談會で次のように指摘した。中國人民の抗日戦爭と世界の反ファシスト戦爭の勝利は、我々に貴重な啓示を與えた。平和的な発展の道を揺るぎなく歩まなければならないということである。中國の主権?安全?発展の利益と民族の尊厳とはいかなる勢力によっても犯されてはならない。同時(shí)に、平和的発展を堅(jiān)持しようという我々の信念はいかなる力をもってしても揺るがすことはできない。中國は、平和的発展の道を自らが堅(jiān)持すると同時(shí)に、平和的発展の道をともに進(jìn)もうと各國に呼びかけ、持続的な平和と共同の繁栄の実現(xiàn)された調(diào)和世界の建設(shè)のためにたゆまぬ努力を続けていく。
私たちは今日、南京大虐殺の30萬人余りの犠牲同胞を厳かに記念し、抗日戦爭で亡くなった數(shù)知れない英雄らに思いを寄せ、外敵の侵入に対抗するための血と涙、硝煙に満ちた民族解放戦爭を記念し、中國が偉大な反ファシスト戦爭の斷固たる?yún)⒓訃扦ⅳ陸閯賴扦ⅳ盲郡长趣颏悉盲辘刃丐丝踏蓼胜堡欷肖胜椁胜ぁ¥长欷椁工伽皮稀ⅳ丹椁嗣鳏毪ぁ闋帳韦胜ぁ埧幛蕷⒙兢榻猡扭郡欷俊⒂肋h(yuǎn)に平和で平安な世界を切り開くためなのである。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月13日
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