11月11日、北京日本人會が、北京日本人學校で行った同會主催の「日中交流チャリティー秋祭り」について紹介した。
同イベントは9月20日に開催され、北京市人民対外友好協會?高副會長、木寺昌人駐中國大使、北京日本人會?宮口會長が鏡開きを行った。北京日本人會は、在北京日本人がボランティア運営する親睦団體。同日は日本の祭りを體験するため、中國人を含め613人が來場した。
會場には屋臺やフリーマーケット、企業物販ブースなどが並び、メインステージではブラスバンドや子どもバンド、アカペラサークルのコンサートのほか、大極柔力球や北京健康空手のパフォーマンス、さくらトルネードによるダンスパフォーマンスなどが披露された。
北京日本人會は2013年から北京市郊外(順義區)にある「光愛學校」という孤児院學校への給食代を支援している。光愛學校は中國少年児童文化蕓術基金會の管理で運営されているが、政府義務教育下の學校としては認められていないため、教育支援や子ども達の養育支援も獨自で行っている。北京校では60數人の子どもたちが寄宿生活しており、日々の食材を買う為の費用に困窮。秋まつりは子どもたちの食費代を集めることを目的としている。屋臺やフリーマーケット、企業物販ブースなどの売上総額の10%、募金活動などの金額が光愛學校へのチャリティー基金に充てられる。今回の収益金総額は2萬1441元(約40萬円)に達した。
10月31日には、チャリティー基金や瑞穂銀行(中國)有限公司北京支店社內バザー収益金(3300元=約6萬円)、會員が所屬する會社(IPSフーズ=北京愛必思福國際貿易有限公司=)提供の鶏肉約80キロを攜え、同會関係者が光愛學校を訪問。北京日本人會は、「今後も光愛學校との交流や支援を続けていきたい」と語っている。
レコードチャイナ 2014年11月12日