中國、今年の世界経済成長への寄與率27.8％に

G20財務(wù)大臣?中央銀行総裁會議がこのほど米ワシントンで行われた。2日間にわたる同會議では、電力?鉄道などインフラへの民間投資を促進し、世界経済の成長につなげる具體策が話し合われた。中國財政部（財務(wù)省）の朱光耀副部長は同會議期間に、「世界経済が大きな試練に直面する中、中國と米國は世界経済の2つのハイライトになる」と発言した。経済日報が伝えた。

オーストラリア?ブリスベンでまもなく開催されるG20サミットに向け、マクロ経済政策の面から準(zhǔn)備を行うことを目的とした今回の會議では、所定の経済成長率2％の底上げ目標(biāo)達成に向け、引き続き努力していくことが改めて言及されたほか、各國の財務(wù)大臣?中央銀行総裁に対し、この目標(biāo)に向け力を注いでいくことが呼びかけられた。

出席した各國の財務(wù)大臣?中央銀行総裁は、「インフラ投資は、今後5年間の世界経済成長を促進する上で非常に重要」との見方を示した。新興國を中心とするインフラ建設(shè)の旺盛な需要が、順調(diào)に資金援助を得られるようにするため、會議では、民間投資家が各地のインフラ建設(shè)情報を共有するための國際的な枠組みを創(chuàng)設(shè)することが決定された。

朱副部長は取材に答え、「中米両國は、世界経済成長への貢獻が最も大きい2つの國だ。IMFのデータによると、今年の世界経済成長への中國の寄與率は27.8％、米國は15.3％だった。米國経済がより好転すれば、世界経済の回復(fù)が大きく推進されるだろう。また、中國経済の安定的かつ健全?持続的な発展は、中國だけでなく世界にもプラスとなる」と指摘したほか、「今回の會議で確定された、今後５年間で経済成長率２％の底上げを目指すという目標(biāo)は、新たな試練であり、G20加盟國全體が、経済構(gòu)造改革を計畫?実施する必要がある。中國は今後、構(gòu)造改革を通じて経済成長を促し、G20経済成長への寄與率をより一層高めていく」とし、中國の今後の貢獻に対して自信を見せた。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月14日