ライチ(茘枝、レイシ)の美味しい季節(jié)がやってきたが、「ライチを食べながら車の運転をすると飲酒検問にひっかかる」という噂がネット上に広まっている。果たしてライチを食べることは、アルコール飲料を飲むのと同じなのだろうか?北京市西城交通警察支隊が実施したテストによると、被験者がライチを10粒食べた後すぐに飲酒運転の呼気検査を行ったところ、被験者の血中アルコール濃度は、飲酒運転基準(zhǔn)値をはるかに上回った。新京報が報じた。
科學(xué)事業(yè)普及サイト「果殻網(wǎng)」の専門家、痩駝氏は、「ライチを食べると飲酒運転の判定が出るのは、レイチに糖分が多く含まれており、発酵するとアルコール分を発生しやすいことによる。だが、食べた後にすぐうがいをすれば、呼気検査でアルコールは検出されないだろう」との見方を示した。
このほか、連日W杯で熱戦が繰り広げられており、多くの市民が「ビール片手に試合観戦」のパターンにはまっていることも、飲酒運転を増長させる結(jié)果となっている。公安部交通管理局の統(tǒng)計データによると、W杯開幕後の3日間で、飲酒運転による摘発件數(shù)は全國で5200件余りに上り、約570件が処罰の対象となった。
実験によると、被験者がサッカーの試合を観戦しながらビールを飲んだ場合、飲酒後5時間経過しても、血中アルコール濃度は飲酒運転判定基準(zhǔn)値を上回った。