國産大型航空機「C919」(愛稱「鉄鳥」)のテスト臺がこのほど、中國商飛公司の上海飛機設計研究院でお目見えし、系統的な検証作業が正式にスタートした。「京華時報」が30日に伝えた。
同テスト臺の正式名稱は「飛行制御液圧系統総合試験用臺」という。飛行制御、液圧、著陸裝置の各システムの機械取り付け部分、部品の取り付け位置、液圧パイプラインの配線?取り付け方法は本物の航空機と同じで、航空機のシステムレベルの研究開発と検証、航空機の複數システムの総合的な検証、飛行制御システム、液圧システム、著陸裝置システムの耐空性検証などのテスト任務を擔い、航空機システムの集成、テスト飛行の安全性、テスト飛行の點検、後続機の改良の確保などに重要な保障を提供する。
商飛公司によると、現在、C919の機體構造の製造データはすべて提出されており、搭載システムの取り付け?制御に関する文書は9割が調印済みだ。一部システムの作業パッケージは重要部分の設計の審査評価が終わり、審査に合格した計畫のうち70%以上が関連部門の確認を受け、第1號から第3號までのテスト機の機體構造はすでに製造がスタートしている。2014年にテスト飛行を行い、16年には第1機の引き渡しが完了する見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年12月31日