中國人民銀行(中央銀行)とイングランド銀行(中央銀行)は3月31日、人民元取引の決済サービスに関する覚書に調(diào)印した。雙方は覚書に基づき、ロンドンでの人民元決済銀行の設(shè)立に向け協(xié)議していく。中獨(dú)両國は數(shù)日前にベルリンで、人民元決済に関する覚書に調(diào)印した。この覚書には、フランクフルトを人民元オフショアセンターにする重要な內(nèi)容が含まれた。人民日報(bào)が伝えた。
英國財(cái)務(wù)省は3月26日、中英は人民元決済の提攜を強(qiáng)化し、ロンドンを西側(cè)諸國の人民元取引センターにすると表明した。ドイツ証券取引所の広報(bào)擔(dān)當(dāng)者は本紙に対して、「フランクフルトは歐州中央銀行、ドイツ証券取引所の所在地だ。人民元決済に関する覚書の調(diào)印は、フランクフルトを歐州で最も重要な人民元取引の場にする」と語った。二つの覚書の調(diào)印は、人民元國際化の重要な進(jìn)展であり、人民元の西半球での決済能力を強(qiáng)化する。
人民元取引センターの爭奪戦において、ロンドン、フランクフルト、パリはそれぞれの強(qiáng)みを持つ。
イングランド銀行は、「覚書の調(diào)印は、ロンドンの銀行?企業(yè)が國際取引において人民元を使用することを促し、世界の貿(mào)易?投資を支援する」と指摘した。フィナンシャル?タイムズは、「この措置により、投資家が人民元で海外決済をするリスクが少なくなる」と分析した。
英國のジョージ?オズボーン財(cái)務(wù)相は、「我々は過去3年間に渡り、ロンドンを西側(cè)諸國の重要な人民元取引センターにするため、政府の取り組みを推進(jìn)してきたが、ついに収穫を得た。英國の人民元決済銀行が一日も早く設(shè)立されることに期待する」と語った。
2009年に香港で初めて人民元オフショア取引センターが設(shè)立されると、世界および地域の金融センターは自身の人民元決済能力を高めるため競爭を展開してきた。英國はG7のうち、中國人民銀行と初めて人民元通貨互換協(xié)定を結(jié)んだ國だ。國際銀行間通信協(xié)會(huì)(スイフト)のデータによると、香港を除く中國大陸部と域外の人民元決済額のうち、ロンドンが62%を占めた(昨年10月時(shí)點(diǎn))。これはロンドンの世界人民元オフショア事業(yè)センターとしての地位が認(rèn)められ、強(qiáng)化されていることを意味する。