習近平國家主席は10日、中國を公式訪問したソロモン諸島のソガバレ首相と北京の人民大會堂で會談した。新華社が伝えた。
習主席は會談で、「中國の太平洋島嶼國政策は『4つの十分な尊重』を堅持している」と表明し、(1)島嶼國の主権と獨立を十分に尊重し、大國も小國も一律に平等であることを堅持する(2)島嶼國の意向を十分に尊重し、共に協議し、共に建設し、共に享受し、共にウィンウィンであることを堅持する(3)島嶼國の民族的文化?伝統を十分に尊重し、和して同ぜず、良きものを分かち合ってより良いものを作り上げることを堅持する(4)島嶼國の自強を十分に尊重し、『ブルーパシフィック2050戦略』の実行を支持し、平和で、調和ある、安全かつ包摂的な繁栄するブルーパシフィックを構築するために貢獻することを挙げた。
習主席の打ち出した「4つの十分な尊重」は政治、経済、文化、地域協力の各方面に及び、太平洋島嶼國の発展促進にとって高い現実的的確性を持つとともに、中國外交の理念を明らかにするものでもある。「大國と小國の一律平等の堅持」「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合うことの堅持」「和して同ぜず、良きものを分かち合いより良いものを作り上げることの堅持」という価値観を示し、それを実踐において選択することで、平和共存五原則を基礎に各國と友好的協力を発展させるという中國の誠意ある意向と、平等?開放?協力のグローバルパートナーシップを深め拡大する大國としての度量を世界に向けて示している。
このような原則と主張を堅持して、習主席は長年にわたり自ら取り組み、中國と太平洋島嶼國との関係の持続的発展を前向きに推進してきた。首脳外交がリードする形で、中國と太平洋島嶼國は政治的には意思疎通を強化し、発展においては手を攜えて共に進み、人的?文化的には交流と相互參考を図り、國際的には団結?協力して、雙方関係の安定した持続的な発展を推進し続けてきた。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年7月13日