外交部(外務省)の17日の定例記者會見で、汪文斌報道官がG7外相會合の臺灣地區に関する主張について質問に答えた。
【記者】G7外相會合が日本で開幕した。會合が、中國による武力を背景とした一方的な現狀変更の試みに反対するとともに、臺灣海峽の平和と安定の重要性を確認したことについて、中國側としてコメントは。
【汪報道官】世界に中國は一つしかなく、臺灣地區は中國の領土の不可分の一部であり、中華人民共和國政府が全中國を代表する唯一の合法政府だ。これは「一つの中國」原則の核心となる重要な意味であり、臺灣海峽の平和?安定維持の鍵だ。関係國は次の點を認識するべきだ。▽臺灣問題は中國の內政であり、外部からのいかなる干渉も許さない。▽両岸はまだ統一されていないが、大陸と臺灣地區は「一つの中國」に同じく屬し、臺灣地區は中國の領土の一部であり、中國の國家主権及び領土的一體性は分割されたことがない。これが臺灣海峽の真実の現狀である。▽臺灣地區の中國への復帰は第二次世界大戦後の國際秩序の重要部分を成し、「一つの中國」原則を堅持することが、戦後國際秩序を維持することである。
もし本當に臺灣海峽情勢を気にかけているのなら、まず臺灣海峽の緊張の根本的原因がどこにあるのかをはっきりさせるべきだ。臺灣島內の「臺灣獨立」分子が外部勢力の黙認と支持の下で手段を選ばずに分裂活動を推し進めてきたことこそが、臺灣海峽の現狀を破壊し、臺灣海峽情勢に緊張をもたらした根本的原因であることを、事実は再三証明している。臺灣海峽情勢の安定と地域の平和?安寧を維持したいのなら、旗幟を鮮明にして「一つの中國」原則を堅持し、「臺灣獨立」分裂活動に反対する必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年4月18日