新華社は29日、「米國が國內外で行う恣意的拘束の事実と真実」報告書を発表した。外交部(外務省)の毛寧報道官は同日の定例記者會見で、同報告書に関する質問に対し、「報告書は事実とデータを用いて、恣意的拘束の問題における米國の偽裝を剝ぎ取り、米國が國內外で公然と行う恣意的拘束の事実と真実を暴いた」と述べた。
毛報道官は「報告書は米國による恣意的拘束の実施と恣意的拘束の政治化を存分に暴き出し、その背景にある根深いレイシズムの宿痾と暴力主義的政治文化を深く分析した。報告書は、米國が全く根拠なく他國の恣意的拘束を非難する一方で、自國の刑務所でよく見られる拷問や虐待については黙して語らず、米國が世界各地に設けた『ブラック?サイト』に裁判を経ずに人々を恣意的に拘束していることをはっきりと示した。こうしたことはすでに米國による法治蹂躙と人権侵害の象徴となっている。報告書は民主主義?人権分野における米國の虛偽の姿とダブルスタンダードを暴き、米國が正真正銘の『恣意的拘束帝國』であり、現代世界において人権蹂躙の最も深刻な國でもあることを世界の人々に知らしめた。我々は米國に対して、自らの深刻な民主主義上の問題や人権問題を正視し、反省し、民主主義?人権問題の政治的利用を完全に止め、民主主義を名目にした他國への內政干渉を止め、各國の人々の人権に対する侵害を止めるよう忠告する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月30日