2022年12月31日20時00分から2023年1月1日00時30分まで、広西壯(チワン)族自治區の新シルクロード年越しECイベント晩會と2023年全國オンライン舊正月用品イベント広西分會場スタート式典が、中國-ASEAN特色商品集積センターで行なわれた。その中で、広西舊正月用品EC発展報告が発表された。人民網が伝えた。
広西舊正月用品EC発展報告が発表された。
同報告の指摘によると、この3年間で、淘寶(タオバオ)の天貓(Tmall)プラットフォームでの広西の舊正月用品売上高上位10産業では、インスタント食品(タニシ麺)、フレッシュフルーツ、天然の真珠が3大中核産業になる局面が基本的に形成された。中でも天然真珠産業の売上高の複合年間成長率は90%を超えたという。
また同報告は、「広西の舊正月用品のオンライン消費は高度化の流れが明確で、2022年の客単価は前年同期比7%以上増加した」と指摘した。
特筆されるのは、広西の舊正月用品ライブコマースの売上高が3億元(1元は約19.0円)に迫り、ライブコマースが持つエネルギー付與という価値が顕在化したことだ。天然の真珠、自動車、茶、食器などの産業がライブコマースを通じて急速に成長し、ライブコマースチャンネルでの売上高はいずれも同150%以上増加して、消費者が舊正月用品シーズンにライブコマースで購入する新たな選択肢になった。
またASEANからの輸入商品に巨大な市場のポテンシャルがあり、消費者の購入単価は同110%以上増加した。中でもベトナムのコーヒー、タイのドリアン、マレーシアの燕の巣などの商品が歓迎され、市場でのポテンシャルが高まっている。
広西壯族自治區黨委員會常務委員を務める同自治區の蔡麗新常務副主席は式典であいさつをし、次のように述べた。「広西はECの発展を重視し、越境ECをはじめとする対外貿易の新業態?新モデルの発展を支援しており、『広西33消費祭り』など広西を代表する消費促進イベントを確立し、市場の活力を効果的にかき立て、市場の信頼感を高めてきた。広西はこのたびのイベントを契機として、より多くの沒入型、體験型、雙方向型など消費の新しいシーンを打ち出し、ASEANを含むRCEP(地域的な包括的経済連攜)加盟國および『一帯一路』(the Belt and Road)沿線國との全方位的で深いレベルの協力を踏み込んで展開し、互恵?ウィンウィンのシルクロードEC交流協力の新モデルを共に探求し、消費のさらなる高度化を促進し、貿易往來を新たなステージに引き上げていく」。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月1日