北京市と河北省の唐山市を繋ぐ京唐都市間鉄道と北京市と天津市浜海新區(qū)を繋ぐ京浜都市間鉄道の寶坻‐北辰區(qū)間が12月30日、同時に開通した。これにより、北京駅と唐山駅、北辰駅間の所要時間がそれぞれ最短1時間3分、1時間32分に短縮した。これにより「レール交通上の京津冀(北京市?天津市?河北省)」の形成が加速している。
京唐都市間鉄道は、北京副都心駅から、北京市通州區(qū)、河北省廊坊市、天津市寶坻區(qū)を経由して、河北省唐山市に入る。天津‐秦皇島高速鉄道の唐山駅と繋がっており、全長150キロ。主要區(qū)間の設(shè)計時速は350キロ、最高運営時速は310キロとなっている。
京浜都市間鉄道と京唐都市間鉄道は、北京副都心駅から寶坻駅區(qū)間で、同じ線路と同じ駅を利用する。そして、線路は寶坻駅から南へ伸びて、天津市寶坻區(qū)、武清區(qū)、北辰區(qū)、東麗區(qū)、浜海新區(qū)を経由して、天津‐秦皇島高速鉄道の浜海西駅へと繋がっている。寶坻駅‐浜海西駅區(qū)間は97キロで、設(shè)計時速は250キロとなっている。今回開通したのは、寶坻駅‐北辰駅區(qū)間となる。
開通初期、京唐都市間鉄道と京浜都市間鉄道の列車は、北京駅を始発駅、終點駅とする。鉄道當(dāng)局は北京駅と唐山駅を結(jié)ぶ高速列車を1日當(dāng)たり5往復(fù)設(shè)ける計畫で、所要時間は最短1時間3分となっている。北京駅と北辰駅を結(jié)ぶ高速列車は1日當(dāng)たり2往復(fù)で、所要時間は最短1時間32分、北京駅と秦皇島駅を結(jié)ぶ高速列車は2往復(fù)で、天津と秦皇島を結(jié)ぶ津秦高速鉄道と繋がり、所要時間は最短で1時間39分となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月30日