長期有人滯在モードに入った中國の宇宙ステーション

中國は11月29日午後11時8分に酒泉衛(wèi)星発射センターでキャリアロケット「長征2號F遙15」を使い、有人宇宙船「神舟15號」と中國の宇宙飛行士3人を宇宙に送り込んだことにより、中國の宇宙ステーション建設(shè)段階の最後の有人飛行任務(wù)が正式に始まった。人民日報が伝えた。

「T字」の基本構(gòu)造をもつ中國の宇宙ステーション內(nèi)で11月30日午前7時33分、神舟14號の乗組員が順調(diào)に「家のドア」を開き、遠路はるばるやってきた神舟15號の宇宙飛行士を「天宮」に迎え入れた。2組の乗組員はその後、共に宇宙ステーション內(nèi)で記念撮影を行った。2組は今後宇宙ステーション內(nèi)で初の軌道上交代を行う。その間、宇宙飛行士6人は宇宙ステーションで約5日間共に勤務(wù)?生活し、各種予定任務(wù)と引き継ぎを行う。

宇宙飛行士システム専門家によると、一つは、軌道上資源最適化保障だ。6人は宇宙ステーションの狹い環(huán)境內(nèi)に滯在するが、睡眠エリア、キッチン、衛(wèi)生エリア、トレーニング設(shè)備の資源を合理的に分配し、限りあるスペース、設(shè)備、物資が高効率で保障されるようにする。もう一つは、作業(yè)計畫の管理と調(diào)整だ。2組の作業(yè)計畫を統(tǒng)一的に管理することで、2組の勤務(wù)時間、スペース及び設(shè)備使用の干渉を回避する。1組が退去に備える期間、もう1組が滯在に適応する期間ということに対して、毎日の作業(yè)計畫の管理を特に強化し、乗組員間の秩序正しい引き継ぎを保証する。

6人が共同滯在する期間中、勤務(wù)と生活は具體的にどう調(diào)整するのだろうか。

専門家によると、2組の乗組員は交代期間中に、原則的に各自の任務(wù)と計畫に基づき軌道上での作業(yè)を行う。神舟14號の乗組員は重點的に帰還前の準備作業(yè)を行う一方で、神舟15號の乗組員は重點的にコンディション設(shè)定と軌道上での環(huán)境適応を行い、交代期間が終了する前に引き継ぎを完了する。

生活の面では、軌道上で2セットのキッチン設(shè)備が設(shè)置されており、同時に食事の準備を行える。スペースの広さに応じて一緒に食事するか、場所を分けて食事することができる。2組は食品を共有できる。2つのモジュールにはさらに2ヶ所の衛(wèi)生エリア、6ヶ所の睡眠エリアがあり、どれも単獨で使用できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月1日