上海市が17日に開いた新型コロナウイルス対策をめぐる記者會見で、同市衛生健康委員會の趙丹丹副主任は、「當市16區で市中感染ゼロを達成した」と発表した。人民日報が報じた。
市中感染ゼロとは、市內での感染の連鎖がすでに斷ち切られたことを意味している。これは、封鎖を解き、通常の常態化された対策を回復するための重要な前提條件で、新型コロナウイルス感染拡大をめぐる緊急対応措置の主な目標でもある。
市中感染ゼロの評価基準によると、行政區を単位に、區內の市中(管理コントロールエリア、警戒エリア、非クローズド?ループ管理のエリアなどの流動人員)の陽性者數が減少の一途をたどり、リスクコントロールが可能で、3日連続で新規感染者がゼロとなった場合、市中感染ゼロを達成したと見なされることになる。
今回の感染拡大局面が発生して以來、4月4日に、新規感染者數が1萬人を超え、13日には最多の2萬7605人に達するなど、上海市は幾多もの困難に直面してきた。その後、4月29日に、リスクグループを対象にしたスクリーニング検査による新規感染者が初めてゼロとなり、今月15日に、新規感染者數が初めて1000人以下となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月18日