5月12日は111回目を迎えた「國際看護師の日」。2021年末の時點で、中國の看護師は500萬人以上の規模になっており、2025年には、その數が550萬人に達する見込みだ。
中國國家衛生健康委員會醫政醫管局の監察専門員?郭燕紅氏は11日、北京で「ここ10年、中國の看護師の數は毎年平均8%のペースで増加し、2021年末の時點で、その數は501萬8000人に達した。2012年と比べると約252萬人増(101%増)となっている。中國全土の醫師1人に対する看護師の數を表す比率は、2012年の1:0.95から2021年に1:1.17まで上昇した。つまり、醫師のほうが多いという問題は根本的に解決されたということだ。また中國全土の看護師約500萬人のうち、男性の割合は3%で、2012年の1.8%に比べて上昇した」と説明した。
看護師のうち、短大?高専以上の學齢所持者は約80%で、看護師全體の素養や専門的能力が向上し続けている。2012年の時點で52萬8000人にとどまっていた末端の看護師の數は2021年に115萬人にまで増えた。
第14次五カ年計畫(2021‐25年)期間中、看護事業の質の高い発展を促進するべく、中國國家衛生健康委員會がこのほど発表した「全國看護事業発展計畫(2021—25年)」は、2025年までに、中國全土の看護師の數を550萬人まで増やし、醫師と看護師の比率を1:1.2にまで引き上げ、末端の看護師の分布をさらに充実させる目標を掲げている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月12日