華為技術(ファーウェイ)の法人向けICT(情報通信技術)ソリューションの総合展示會「ファーウェイコネクト2021」が10月26日と27日の両日、初めて日本?東京で開催された。世界で新型コロナウイルス感染癥の予防?抑制が常態化する中で初めて行われた同展示會であり、ファーウェイはデジタル技術とパワーエレクトロニクスの融合を通じて、持続的なイノベーション(革新)の製品やソリューションを展示し、參加者は600人を超えた。人民網が伝えた。
10月27日、「ファーウェイコネクト2021」展示會場の様子。(撮影?呉穎)
デジタル化を支援 カーボンニュートラルを推進
華為技術日本株式會社(ファーウェイジャパン)の陳浩代表取締役社長は基調講演を行い、「グローバルな経験や知見を生かしたサービスを日本のお客様とパートナー様に提供し、日本のデジタル化の支援とカーボンニュートラルの推進に貢獻します」と述べ、ファーウェイの世界での経験を結集して、日本のデジタル化を支援し、カーボンニュートラルを推進することへの意欲を示した。
10月26日、華為技術日本株式會社の陳浩社長が基調講演を行った。(寫真は同社が提供)
感染癥の発生により、日本ではデジタル化モデル転換が現実的な差し迫った課題であることが認識された。2016年に科學技術政策「Society5.0(ソサエティ5.0)」が発表され、今年はデジタル庁が創設されるなど、日本のデジタル化モデル転換は揺るぎなく推進されている。「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければみんなで進め」という言葉がある。陳氏は、「デジタル産業と低炭素?二酸化炭素(CO2)排出削減との間の良好な雙方向の動きは、カーボンニュートラルの実現を推進する有効なルートだ。ファーウェイはデジタル技術とパワーエレクトロニクスの開発投資を続けており、この2つの技術をよりよく融合し、情報フローとエネルギーフローをよりよく融合し、エネルギー革命を推進し、グリーンで素晴らしい未來を共同建設することが可能だ」と述べた。
今回の展示會には日本の関連業界の専門家や學者が多數參加し、デジタル経済のサポートの下でカーボンニュートラルをどのように発展させるかをともに探求し、開放?ウィンウィンの産業生態圏をともに構築した。東京大學の江崎浩教授は「データセンター:カーボンニュートラルと社會に貢獻するソリューション」をテーマに講演を行い、データセンター産業における省エネ?CO2削減、グリーン発展の意義を説明した。
21年6月30日現在、ファーウェイのデジタルエネルギーによる世界のカーボンニュートラルへの貢獻にはグリーンエネルギーによる発電量4034億キロワット時、デジタル技術による電力使用量124億ワットの削減、2億トンのCO2排出削減があり、2億7千萬本の木を植えたのと同じ効果が得られた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年10月30日