中國2025年の特許集約型産業(yè)付加価値額の対GDP比が13％に

中國共産黨中央委員會、國務(wù)院はこのほど「知的財産権強國建設(shè)綱要（2021-2035年）」を通達し、知財権強國建設(shè)を統(tǒng)一的に推進し、知財権の創(chuàng)造、運用、保護、管理、サービスレベルを全面的に向上させ、社會主義現(xiàn)代化建設(shè)における知財権制度の重要な役割を十分に発揮させることについての詳細な計畫を打ち出した。人民日報海外版が伝えた。

國家知的財産権局（知財局）の申長雨局長は、「この綱要は知財権強國建設(shè)の次の6つの重點任務(wù)を明らかにした。（1）社會主義現(xiàn)代化に向けた知財権制度の構(gòu)築（2）世界トップレベルのビジネス環(huán)境をサポートする知財権保護體制の構(gòu)築（3）イノベーションの発展を奨勵する知財権市場運営メカニズムの構(gòu)築（4）國民に便宜と利益をもたらす知財権公共サービス體制の構(gòu)築（5）知財権の質(zhì)の高い発展を促進する人的?文化的?社會的環(huán)境の構(gòu)築（6）グローバル知財権ガバナンスへの深いレベルの參加」と説明した。

同綱要は新興分野と特定分野における知財権ルール體制について、「新技術(shù)、新産業(yè)、新業(yè)態(tài)、新スタイルの知財権保護ルールなどの措置を構(gòu)築?整備する」と打ち出した。また同綱要はイノベーション発展の刺激において力を入れる方向性として、「特許集約型産業(yè)の育成を強化し、特許集約型産業(yè)の調(diào)査メカニズムを構(gòu)築する」ことを明確にした。

同綱要は知財権強國建設(shè)について、次の具體的な目標(biāo)を明確にした。2025年をめどに、知財権強國建設(shè)が明らかな成果を上げる。知財権保護がより厳格にし、社會の満足度が高い水準に到達しこれを維持する。知財権の市場価値がさらに顕在化し、ブランドの競爭力が大幅に向上し、特許集約型産業(yè)の付加価値額が國內(nèi)総生産（GDP）に占める割合が13％に達し、著作権産業(yè)の付加価値の対GDP比が7.5％に達する。知財権使用料の年間輸出入総額が3500億元（約6兆1428億円）に達し、人口1萬人あたりの高付加価値の発明特許保有件數(shù)が12件になることを目指すという。

中國社會科學(xué)院工業(yè)経済研究所の周民良研究員は、「知財権保護はイノベーションのレベルをはかる重要な指標(biāo)であり、知財権強國はさらにイノベーション強國の力強い支えになる。中國がこの綱要を打ち出したことは、イノベーションへの一層の保護と奨勵にプラスであり、中國経済が質(zhì)の高い発展を?qū)g現(xiàn)する上で非常に積極的な意義がある」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月12日