雲南省昆明市朱雀鳥類研究所の韋銘さんが今月10日、昆明市の滇池流域でセイケイの群れの撮影に成功した。人民網が報じた。
セイケイはがっちりとした體形で、全身が青紫色。日光に照らされると、青く輝き、「世界で最も美しい水鳥」と稱されている。ヨシなどの茂みがある沼や湖に生息し、ヨシの茂みや浮水植物の間を歩き回ることが多い。飛翔はそれほど上手くない。
セイケイは世界各地に生息しているものの、中國では雲南省や広西壯(チワン)族自治區、福建省だけに生息している。2018年12月と今年1月、昆明市晉寧區の滇池東大河濕地でセイケイの活動が確認されたものの、追跡調査では、はぐれ鳥と判斷されていた。
韋さんによると、10日午前にセイケイ16羽を確認したといい、「昆明でセイケイの群れが確認されたのは、初めてのはず」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年10月11日