大きなスポーツ大會の進展?結果などを伝え、ユーザーからもさまざまなコメントが寄せられる微博(ウェイボー)。東京2020オリンピックが閉幕し、微博はこのほど、五輪に関する自身の「成績表」を発表した。
五輪開催期間中、微博の1日あたりのアクティブユーザー(DAU)は、今大會最初の金メダルを中國の楊倩選手が獲得した7月24日に最高數を記録し、3億人を超えた。また、ユーザーは五輪関連のメッセージを累計で3億8300萬件投稿し、メッセージのやり取り數は累計で15億3300萬回を超えた。五輪関連の話題のクリック回數は4252億回を超えた。前回の夏季五輪であるリオデジャネイロ五輪と比べると、ネットユーザーのメッセージのやり取り數は15倍、話題のクリック回數は245%増となった。今月9日の時點で、今大會の中國の代表選手のフォロワーは合わせて1億2000萬人以上で、新規フォロワー數は7128萬人だった。
五輪代表選手が集客力のある人気者に
現時點で、今大會の中國代表選手432人のうち、微博のアカウントを開設している選手は358人。うち、28人のフォロワー數が100萬人を超えており、なかでも男子卓球の馬龍選手のフォロワーは700萬人を超えている。選手らの五輪開催期間中の投稿は計2472件で、メッセージのやり取り數は1億5100萬回だった。
女子エアライフルの楊倩選手のフォロワー數は、今大會最初の金メダルを獲得以降激増し、大會前の300人未満から、10日後には260萬人まで増加した。
微博はアスリートとファンが互いに気持ちを表現する場となっており、雙方向のメッセージのやり取りも盛んになっている。五輪がSNSで発信されるようになっているのを背景に、フォロワーの微博への「大移動」がひそかに進んだ。
検索ランキングを見て試合結果をチェックし、コメントを書いて自分の気持ちや考えを表現するというのが、今の人達のスポーツ観戦の際のルーティンとなっている。統計によると、今大會開催期間中、検索ランキングにランク入りした話題は3462件に達した。
その他、微博はアスリートとユーザーが愛國心を表現する場ともなっている。特に、卓球?混合ダブルスで、許昕?劉詩雯ペアが日本の水谷準?伊藤美誠ペアに敗れ、銀メダルに終わった後に人気となった話題を見ると、理性的かつ客観的な試合の分析もあれば、許?劉ペアを慰める內容もあった。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月16日