中國の秦剛新駐米大使が28日に著任した。在米國中國大使館ウェブサイトが伝えた。
秦剛氏は第11代駐米大使で、就任前は外交副部長(外務(wù)次官)を務(wù)めていた。崔天凱前駐米大使は6月23日に離任し、帰國した。
秦大使は同日、在米國中國大使館ウェブサイトでメッセージを発表し、「在米國中國大使館は米國各界との意思疎通、交流、協(xié)力の強化、中米関係の健全で安定した発展の促進に盡力し続ける」と表明。
「中國と米國は共に世界で重要な影響力を持つ大國だ。40年余り前に國交を樹立して以來、中米関係は幾度も困難を経験しながら、極めて非凡な道を歩み続けた。新たな歴史の岐路に立って、両國は時代の発展の潮流と國際社會の一致した期待に沿い、互いに尊重し合い、対等に付き合い、平和的に共存し、協(xié)力?ウィンウィンを図るべきであり、これは両國民にとって、また世界にとって大きな幸福となるだろう。より良い生活を追求する中國國民の歩みが止まることはない。 國民の幸福を図る中國共産黨と中國政府の奮闘に終わりはない。中國はしっかりと揺るぎなく平和的発展の道を歩んでおり、世界平和の建設(shè)者、世界の発展への貢獻者、國際秩序の擁護者であり続け、世界各國と手を攜えて人類運命共同體を構(gòu)築していく」とした。
また秦大使は、「付き合うためには互いを知る必要があり、互いを知るためにはコミュニケーションと理解が必要だ。このウェブサイトが大使館と米國各界のコミュニケーションのための架け橋となり、各界の友人達が中國や中米関係について理解するための窓口となり、両國民の友好を増進するための紐帯となることを希望する」と表明した。
政府発表の略歴によると、秦剛氏は1966年3月生まれ、天津市出身、大卒。1992年から現(xiàn)在まで外交部(外務(wù)省)に29年間奉職し、英國に3度駐在し、在英國中國大使館公使などを務(wù)めた。外交部新聞司(報道局)副司長、司長を歴任し、報道官を2度務(wù)めた。
【略歴】
秦剛、男、天津市出身、大卒。
1988 - 1992:中華人民共和國北京外交人員服務(wù)局中國語秘書官
1992 - 1995:外交部西歐司(局)隨員、三等書記官
1995 - 1999:在グレートブリテン及び北部アイルランド連合王國大使館三等書記官、二等書記官
1999 - 2002:外交部西歐司二等書記官、副処長、処長
2002 - 2005:在グレートブリテン及び北部アイルランド連合王國大使館參事官
2005 - 2010:外交部新聞司副司長、外交部報道官
2010 - 2011:在グレートブリテン及び北部アイルランド連合王國大使館公使
2011 - 2014:外交部新聞司司長、外交部報道官
2014 - 2017:外交部禮賓(儀典)司司長
2017 - 2018:外交部長助理(外務(wù)次官補)、禮賓司司長
2018 - 2021:外交副部長(外務(wù)次官)
2021- :在アメリカ合衆(zhòng)國特命全権大使
既婚、一子あり。
(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月29日