配達(dá)員歴30年の男性が北京大學(xué)の合格通知書を息子に「配達(dá)」　海南省

郵便配達(dá)員になって30年になる海南省の海口郵政の配達(dá)員?盧志強(qiáng)さんはこれまでに數(shù)え切れないほどの郵便物を配達(dá)してきたものの、最近、その人生において忘れられない特別な郵便物を配達(dá)した。その郵便物とは北京大學(xué)の元培學(xué)院の合格通知書で、受取人はなんと盧さんの息子の盧海山さんだったのだ！

今月25日午前10時(shí)、中國郵政集団有限公司海口市寄遞事業(yè)部海府営業(yè)部の郵便配達(dá)員である盧さんは、合格通知書を息子に手渡し、二人は抱き合って喜びを分かち合った。

盧さんは、同じく郵便配達(dá)員である妻の王金連さんと共に、「今までは他の人の大學(xué)の合格通知書を配達(dá)し、大喜びする受験生や親御さんを見てきた。今日は、その喜びを自分たちが感じることができた」と、喜びをかみしめた。

盧海山さんは、不得意な教科はなく、特に數(shù)學(xué)を得意としているという。

子供の教育の話になると、盧さん夫婦は、「息子は子供の頃から物分かりが良く、文句も言わずに私たちの仕事を応援してくれていた」と口をそろえる。王さんは、「配達(dá)の仕事なので、いつも朝早くに家を出て、夜遅くに家に帰っている。朝は外がまだ暗い6時(shí)半には出勤する。息子の朝食を準(zhǔn)備する暇もない。息子は自分で目覚まし時(shí)計(jì)をかけ、前の日に準(zhǔn)備しておいたケーキやパンなどの朝ごはんを食べているが、文句を言ったことは一度もない。一番忙しい時(shí)は、夜の11時(shí)か12時(shí)にならないと帰宅できない。息子は學(xué)校で食事をし、自習(xí)をして帰宅し、時(shí)間になると寢ている。私たちに心配させたことなどない本當(dāng)にいい子」と話す。

趣味について質(zhì)問を受けた盧海山さんは、「両親が家にいないので、一人だとつまらなかったり、勉強(qiáng)でストレスを感じた時(shí)には、フルートを吹いていた。特に西洋の曲が好き」と話しながら、軽快なリズムの「グリーンスリーヴス変奏曲」を演奏してくれた。そして、演奏を終えると、もう一つの得意技であるルービックキューブを片手で揃える妙技を披露し、「最高記録は13秒」と得意気に語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月27日