上海市の小學生を対象にした夏休みの學童保育が5日、正式にスタートした。543の學童保育クラス設置ポイントで、小學生數萬人が2陣に分かれて學童保育生活を體験することになる。中國青年報が伝えた。
夏休みに小學生の「面倒を見る人がいない」という市全域の問題に対処し、小學生が安全で楽しく、有意義な夏休みを過ごせるようにするため、2021年は、中國共産主義青年団上海市委員會や上海市教育委員會など14団體が夏休みの學童保育を共同で運営する。2014年に正式に開設されて以來、小學生を対象とした夏休み學童保育は8年連続で「市による市民向け実際サービスプロジェクト」(市政府実際行動プロジェクト)となっている。2020年は新型コロナウイルス感染癥の影響で実施されなかったが、これまでに累計2925クラスが設置された。
今年の夏休み學童保育では多方面の優秀な資源を統合し、「チーム式」で授業が行われる。上海市が「徳、智、體、美、労」の五大分類別カリキュラムを統一的に用意し、上海市青年醫師講師チームや青年醫療従事者の代表、市緑化?市容管理局の職員、市水務局職員、市體育局の教師などが優れた質のカリキュラム資源を提供するという。(編集AK)
「人民網日本語版」2021年7月8日