今年、全國(guó)の大學(xué)卒業(yè)生は約909萬(wàn)人、仕事を探している留學(xué)帰國(guó)者は80萬(wàn)人に上る見(jiàn)込みで、彼らの動(dòng)きには都市の魅力や活力がある程度反映される。複數(shù)の就職支援プラットフォームの2021年大學(xué)卒業(yè)生就職報(bào)告を見(jiàn)ると、成都、杭州、西安、重慶などの新一線都市が急速に臺(tái)頭し、広州と深センを超える勢(shì)いさえみせる。では、大卒者は成都と杭州のどこを重視しているのか。「成都商報(bào)」が伝えた。
大卒者が選ぶ働きたい都市ベスト10、58同城では成都が4位
生活サービスサイトの58同城が発表した「2021年大學(xué)卒業(yè)生就職報(bào)告」によると、今年の大卒者が選ぶ働きたい都市のベスト10には、上海、深セン、広州、成都、北京、杭州、青島、南京、重慶、長(zhǎng)沙が並んだ。就職支援サイトの梧桐果が発表した21年大卒者希望都市データの分析結(jié)果によると、働きたい都市の上位10位のうち、新一線都市が6割を占め、一線都市の北京と上海が引き続き上位に入ったほか、3位から8位には南京、成都、天津、青島、西安、重慶の新一線都市が並んで一線都市の広州と深センに追いつき追い越そうとしている。
別のより直感的な大卒者の居住の指標(biāo)にも同じような傾向が見(jiàn)られる。不動(dòng)産関連シンクタンクの貝殻研究院が発表した「2021年卒業(yè)シーズン居住インサイト報(bào)告」によると、北京、広州、上海などの一線都市は引き続き大卒者が働く場(chǎng)所として真っ先に選ぶ都市だが、深センは20年の4位から21年の6位に転落した。順?lè)瞍馍蠒Nした都市は成都で、20年の9位から21年の4位に順位を上げ、深センを上回り、北京、広州、上海に次ぐ人気都市となり、武漢に代わって大卒者が働く場(chǎng)所として真っ先に選ぶ新一線都市になった。同じく新一線都市の杭州が後に続いた。
なぜ成都と杭州なのか?
大卒者を引きつける力という點(diǎn)で、成都と杭州がこうも突出しているのはなぜか。あるいは、成都と杭州を代表とする新一線都市は大卒者の職業(yè)選択におけるどのような需要にマッチしているのか。
華東師範(fàn)大學(xué)を卒業(yè)した陝西省出身の劉暁さんは、「成都は家賃、交通費(fèi)、食費(fèi)などの生活コストが相対的に低いというのが1つ目の理由。も1つの理由は、成都は都市の寛容度が高く、機(jī)會(huì)も多いことだ。成都に來(lái)ることにしたのは、仕事のチャンスがよりたくさんあったから」と話した。海外留學(xué)から帰國(guó)したばかりの王洋さんは現(xiàn)在、成都のコンサルタント機(jī)関で働いており、「実家のところではこういう仕事がなかったから」と話した。
西南財(cái)経大學(xué)中國(guó)西部経済研究センター人口研究所の張俊良研究員は、「成都の魅力はやはり都市としての総合的競(jìng)爭(zhēng)力がどんどん高まっていること、より力強(qiáng)い現(xiàn)実的な競(jìng)爭(zhēng)力を備えていること、たとえば産業(yè)構(gòu)造の競(jìng)爭(zhēng)力を備えているからだ。ここ數(shù)年、成都の産業(yè)構(gòu)造は絶えず最適化?レベルアップしており、産業(yè)生態(tài)系によって都市の優(yōu)位性を構(gòu)築することは、労働力を引きつける魅力を絶えず増大させる。同時(shí)に大卒者の『足による投票』では、質(zhì)の高い公共サービスも重要な競(jìng)爭(zhēng)力になる。成都の公共インフラは最適化を続け、教育や醫(yī)療などの優(yōu)れた公共サービスがもつ人口を誘致する力が絶えず増強(qiáng)されており、実施中の『幸福で素晴らしい生活10大プロジェクト』も競(jìng)爭(zhēng)上の優(yōu)位性をさらに発揮させるだろう」と分析した。
成都はなぜ都市の競(jìng)爭(zhēng)力の優(yōu)位性を持続的に拡大できるのか。就職情報(bào)サイトの智聯(lián)招聘成都支社市場(chǎng)?ユーザー成長(zhǎng)部の責(zé)任者の宋璐さんは、「人口ボーナスを人材ボーナスに転換するには、『誘致、活用、育成、引き留め』の4點(diǎn)こそ人材と都市とが共鳴するためのコアだ。將來(lái)は新一線都市が人的資本への投資を増やすと見(jiàn)られ、都市としては人材を誘致するだけでなく、育成も必要で、トレーニングシステムを構(gòu)築し、成長(zhǎng)を奨勵(lì)するメカニズムを整備することも必要だ」との見(jiàn)方を示した。
張研究員も同じ見(jiàn)方を示した上で、「各都市は『産業(yè)チェーン』の周りで『人材チェーン』を構(gòu)築し、『産業(yè)によって人材を誘致し、産業(yè)のために人材を集める』ことをするべきだ。新一線都市の建設(shè)が加速するのに伴って、定住、住居、醫(yī)療などでより多くの公共サービスが供給されるにつれ、大卒者を引き付ける新一線都市の魅力がさらに高まるだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年7月5日