財政部(省)は28日、今年1-4月の全國國有企業の主要利益指標が引き続き急速な伸びを維持し、國有経済の運営が安定的に回復する様子が明らかになったと発表した。
1-4月の國有企業の営業総収入は22兆2153億7千萬元(1元は約17.2円)に上り、前年同期比32.2%増加した。2019年同期の數値を基數とした2年間(2019年と2020年)の平均と比較した増加率は8.4%だった。うち中央企業(中央政府直屬の國有企業)は12兆6370億9千萬元で同27.6%増加し、2年間平均と比較した増加率は7.3%だった。地方國有企業は9兆5782億8千萬元で同38.9%増加し、2年間平均と比較した増加率は9.9%だった。
同期の國有企業の利益総額は1兆3617億8千萬元で前年同期の3.4倍になり、2年間平均との比較では10.0%増加した。このうち中央企業は9610億8千萬元で同1.6倍増加し、2年間平均との比較では11.4%増加した。地方國有企業は4007億元で同9.6倍増加し、2年間平均との比較では7.1%増加した。
4月末現在、國有企業の負債対総資産比率は64.3%で同0.1ポイント低下し、うち中央企業は66.9%で同0.7ポイント低下、地方國有企業は62.7%で同0.3ポイント上昇した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月29日