國連安保理は12日、パレスチナ情勢を巡り今週2回目となる緊急會合を開いた。中國の張軍國連大使は議長を務めると共に、國別発言で中國の立場を明確にし、「中國側は現在のパレスチナ情勢に深い懸念を表明し、民間人を標的にした暴力を激しく非難し、関係各者、特にイスラエルに自制を保つよう呼びかける。中國側は各方面に対して敵対行動を即時停止し、國連決議及び國際法の定める義務をしっかりと遵守し、情勢のエスカレートを招き得る行動を避けるよう促す。エルサレム舊市街內の聖地の歴史と現狀は維持され、尊重されるべきだ」と表明。
また、「現在の厳しい狀況を前に、全力で情勢の沈靜化を後押しし、一般の民間人の安全及び権利を保護し、全面的危機の勃発を防ぐ必要がある。中國は國連が緊張緩和のためにさらに大きな役割を果たすことを支持する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月14日