文化?観光部(省)がこのほど明らかにしたところによると、試算の結果、2021年メーデー連休期間に、全國の國內観光客は前年同期比119.7%増の延べ2億3千萬人に上った。比較可能なデータで計算すると、新型コロナウイルス感染癥の発生前の同期の水準の103.2%まで回復した。國內観光収入は前年同期比138.1%増の1132億3千萬元(1元は約16.9円)に上り、比較可能なデータによると感染癥発生前の77.0%まで回復した。人民網が伝えた。
中國観光研究院の調査によれば、観光客の32.0%が「オンライン予約を體験」し、33.0%が「QRコードスキャンや顔認証などのペーパーレスチケットで観光地入りを體験」し、98%が「観光地の予約システムを受け入れ」ていた。
連休期間中、全國のAランク観光地計約1萬2千ヶ所が通常通りに営業し、全國のAランク観光地の約90%を占め、全國の最高ランクの5Aランク観光地の受け入れ観光客數はのべ約4800萬人だった。農村地域の人々が旅行に出かけた割合は14.3%に達し、割合は上昇を続けている。
今年は中國共産黨創立100周年にあたり、赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)が人気だ。文化的要素が観光目的地の観光客誘致力を強化し、観光客の體験を向上させる重要な要因となっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月6日