中國の崔天凱駐米大使は17日に中國メディアの共同インタビューに応じ、中米ハイレベル戦略対話の意義や期待などについて質問に答えた。
崔大使は、「バイデン米大統領就任以降、初の中米間の顔を合わせた意思疎通となる。中國側は一回の対話で全ての問題を解決できるとは期待しておらず、過度の期待や幻想も抱いていない。會談が良いスタートとなること、雙方が誠意を攜えて會談に臨み、理解を得て帰途に就くことを希望している」と表明。
さらに、「どの國の対話や意思疎通も、雙方が平等と相互尊重の精神を持つことが最低限かつ最も基本的な前提だ。主権、領土的一體性、國家統一など核心的利益に関して、中國にはいかなる妥協や譲歩の余地もない。今回の會談でも、我々はこの姿勢を明確に表明するつもりだ。もし一方的あるいは數か國と共に圧力を加えれば中國が妥協や譲歩をするとか、我々が今回の対話でいわゆる『成果を得る』ためにいかなる一方的な要求にも応じると考えるのなら、そのような幻想は捨て去った方が良いと忠告する。このような態度は対話を袋小路に追いやるだけだ」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月18日