「中國(guó)の柔軟な雇用発展報(bào)告(2021)」青書がこのほど北京で発表された。それによると、2020年には中國(guó)企業(yè)の柔軟な雇用の採(cǎi)用率が前年同期比11%以上増加して、55.68%に達(dá)した。30%近い企業(yè)が、「柔軟な雇用の採(cǎi)用の規(guī)模を維持または拡大する」と答え、75%以上が、「雇用にかかるコスト引き下げ」という動(dòng)機(jī)から柔軟な雇用を採(cǎi)用した。柔軟な雇用を採(cǎi)用するポジションは主に、一般的な技能のポジション、共同作業(yè)の少ないポジション、基礎(chǔ)的なポジションに集中するが、技術(shù)的ポジション、専門的ポジションで採(cǎi)用する企業(yè)も25.71%に上った。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
同青書は、「柔軟な雇用は今や企業(yè)が不確実性に対処するための後ろ盾になっている。2020年に採(cǎi)用規(guī)模を維持または拡大した企業(yè)のうち、今年の売上高が減少ではなく増加すると予想するところは17.42%に上り、新型コロナウイルス感染癥は売上高にそれほど大きな影響は與えないと予想するところは14.61%に上った。この割合は柔軟な雇用を採(cǎi)用しない企業(yè)、または柔軟な雇用の規(guī)模を縮小した企業(yè)に比べてはるかに高く、柔軟な雇用の規(guī)模を維持?拡大する企業(yè)の様子から、柔軟な雇用は採(cǎi)用側(cè)の企業(yè)にとってこの特殊な時(shí)期における後ろ盾の役割を果たしていることがわかる」と指摘した。
中國(guó)人民大學(xué)労働人事學(xué)院の楊偉國(guó)院長(zhǎng)(博士課程指導(dǎo)教員)は、「感染癥と國(guó)際貿(mào)易環(huán)境による二重の影響を受けて、雇用の安定、雇用の保障が『六つの安定』(雇用の安定、金融の安定、貿(mào)易の安定、外資の安定、投資の安定、期待の安定)と『六つの保障』(住民雇用の保障、基本的民生の保障、マーケットエンティティの保障、食糧?エネルギー安全の保障、産業(yè)チェーン?サプライチェーン安定の保障、末端の行政運(yùn)営の保障)の筆頭にあげられている。マーケットエンティティの活力を活性化し、雇用ルートを拡大し、より多くの柔軟な雇用機(jī)會(huì)を生み出すことが経済の基本を安定させるためのカギになると同時(shí)に、『國(guó)內(nèi)の大きな循環(huán)を主體とし、國(guó)內(nèi)と國(guó)際的な2つの循環(huán)「雙循環(huán)」が相互に作用し合う』新たな國(guó)家戦略の要求にも合致する。柔軟な雇用はこのような大きな背景の中で登場(chǎng)した全く新しい雇用のトレンドだが、これに関して、學(xué)術(shù)界もビジネス界もまだ掘り下げた深い認(rèn)識(shí)が足りない」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月21日