大きな産業に成長した小さなサツマイモ、海外でも売れ行き好調　山東棗莊

12月14日、山東省棗莊市山亭區にあるサツマイモ製品加工企業の作業場で忙しく立ち働く従業員（寫真著作権は東方ICが所有のため転載禁止）。

山東省棗莊市山亭區はサツマイモの産地として知られている。これまで、現地の農民は、鉄鍋でサツマイモをゆで上げた後、スティック狀やスライスして、天日干しにして、おやつの干し芋として販売してきた。山亭區は、ここ數年、サツマイモ製品加工業のバージョンアップに取り組んでおり、芋類加工を取り扱うリーディングカンパニーの発展を積極的に推し進め、煮たり、蒸したりする作業プロセスは、そのエネルギーを石炭から電気に切り替えている。また、これまでのサツマイモ製品加工モデルを改良して、オートメーション化やスマート化、無菌化生産を実現し、サツマイモ製品の品質を大幅に引き上げた。山亭區はすでに、小さなサツマイモを大きな産業に育てあげ、サツマイモの年間消費量は12萬トンに達しているほか、2千人以上もの雇用を実現させている。同區で生産されたサツマイモ製品は、日本や韓國、シンガポールなど15ヶ國?地域に輸出され、その売れ行きも好調で、地元農業の効率アップと農民の増収を効果的に促進している。（編集KM）

「人民網日本語版」2020年12月17日