四川省成都市のある若いカップルが、民政局で婚姻屆を提出した。二人が身分証明書を提出すると、職員はまるで見間違えているのではないかといった表情で何度も見直していた。その理由とは?人民網が各社の報道をまとめて報じた。
なぜなら新郎新婦は同姓同名で、2人とも「李秋怡」さん。新婦は河南省出身で、新郎は四川省成都市出身、1年半の交際を経て結婚した。
2人の寫真
2人の出會いから結婚に至るまで、大喜びをしたのは彼らの両親たちだけではない。なんと中國全土のネットユーザーからも祝福の聲が寄せられた。一部のネットユーザーからは、「2人に子供ができたら、『李雙雙』という名前にしたらどうか」というユーモラスな聲も寄せられている。
「新婦」の李さんによると、2人は2019年4月にSNSを通して知り合った。始めは、「からかわれているのかと思っていた」と思ったと話す李さんは、「彼が自分の名前は『李秋怡』と言った時、『なんで私の名前を知っているの?』と聞き返した。同姓同名の確率は非常に低く、この世界にいる別の自分に出會った気分がして、とても幸運だと感じた」とその出會いを振り返った。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月17日