中國國內では新型コロナウイルスがほぼ封じ込められているのを背景に、多くの航空會社が機內食の提供を再開している。
中國民用航空局の公式サイトによると、今年2月以來、民用航空業界全體で旅客數の前年同期比が月を追うごとに回復している。6月、業界全體の各種フライト數は32萬5000便で、1日平均1萬820便と、前月比14.1%増となった。同月の旅客數は延べ3073萬9000人で、増加ペースは前月比で10.2ポイント上昇した。前年同期比の増加ペースは、2月と比べると、42.1ポイント上昇した。7月1日から23日にかけての旅客數は延べ2642萬7000人で、前年同期比60%以上まで回復した。
吉祥航空: 8月中旬には機內食提供を再開へ
吉祥航空は、8月中旬から機內食の提供を再開する計畫だ。また、再開に合わせて、新しいメニューが登場することになっている。
吉祥航空の機內食
吉祥航空は、7月から複數のメニューの機內食の確認作業を再開し、8月中旬から、國內線の全便で複數のメニューの機內食やお酒?ドリンクの提供を再開する。
吉祥航空が最近発表した暑運(夏休みの帰省?旅行に伴う鉄道輸送體制)の搭乗率によると、7月の旅客數は延べ110萬人以上で、前年同月比で約8割まで回復している。統計によると、7月、吉祥航空は約8000便のフライトを運航し、搭乗率は新型コロナウイルス流行前と比べて9割近く回復した。
東方航空:8月1日から國內ビジネス路線12路線で機內食提供を再開へ
8月1日から、東方航空は國內線のビジネス路線(上海-北京/広州/深セン/成都/昆明/重慶/西安、北京-広州/深セン/成都/重慶/西安)12路線の往復便で機內食提供を全面的に再開した。
東方航空のビジネスクラスの機內食
東方航空のエコノミークラスの機內食「お母さんの味」シリーズ
朝食、晝食、夕食のほか、今月1日から提供される「點心餐」は、「溢彩Edainty」シリーズが引き続き採用された。そのメニューは、各地の名物點心である荷花酥、緑豆■(■は米へんに羔)、芝麻叉焼酥、雲南風の雲腿酥などだ。
今後、東方航空は國內外の新型コロナウイルス感染狀況の発展動向や感染防止対策の指示などに合わせて、機內食の提供の範囲を段階的に拡大する計畫だ。全ての國內線では今月16日から機內食の提供を再開する予定となっている。