突如発生した新型コロナウイルスによる肺炎は、世界の數(shù)十億の人々の運(yùn)命に打撃を與えた。日本人の暮らしにもさまざまな場(chǎng)面で変化が起こり、伝統(tǒng)的習(xí)慣から新しい習(xí)慣まで、多くの日本人が好むと好まざるとに関わらず、感染狀況の中で「これまでと違う日々」を過(guò)ごしている。「環(huán)球時(shí)報(bào)」が伝えた。
真っ先に影響を被ったのはお葬式で、故人との「最後のお?jiǎng)eれ」がやむなくオンライン化された。日本の厚生労働省は、新型肺炎で亡くなった人の遺體は24時(shí)間以內(nèi)に火葬するのが望ましいと提案している。「日本経済新聞」の10日付報(bào)道では、24時(shí)間以內(nèi)の火葬のため家族も最後のお?jiǎng)eれができず、火葬場(chǎng)で遺骨を受け取るしかない現(xiàn)実が紹介された。新型肺炎で亡くなったのではないケースでも、今は通常の葬儀はできず、お通夜もできないという。
特殊な狀況で亡くなった人の家族の気持ちをおもんぱかり、日本の葬儀會(huì)社が「オンラインお葬式」を次々に打ち出した。通常の儀式の流れに沿い、喪主のあいさつや僧侶の読経などをライブ配信し、故人の顔の寫真を撮ることもでき、「參列した」家族や友人たちと「最後のお?jiǎng)eれ」をすることもできる。
若い人の間では、感染癥への懸念から「永遠(yuǎn)の別れ式のお?jiǎng)eれ」が靜かな人気を呼んでいる。ウイルスの拡散を防止するため、日本政府は商業(yè)施設(shè)に休業(yè)や営業(yè)時(shí)間短縮を求めるが、コンビニやスーパーなど生活に関わる商業(yè)施設(shè)は通常通り営業(yè)している。これはつまり、そこで働く大勢(shì)の人が引き続き仕事のために外に出なければならないということを意味する。これまで若い人のバイトはごく當(dāng)たり前のことだったが、今はバイト先へ移動(dòng)するための公共交通機(jī)関がさながら「危険への道」だ。
そこで日本の若者の別れのシーンが「特別感」を帯びてきた。バイトに行く人と數(shù)人の友人が駅で別れる時(shí)、別れがたくていつまでもさよならが言えないという。バイトに行く人が電車に乗れば、友人たちは「生きて帰れ」と書かれた橫斷幕を掲げる。電車を追いかけて走る人もいて、本當(dāng)に永遠(yuǎn)の別れのようだ。日本のネットユーザーがSNSで語(yǔ)ったところによると、「こうした別れ方は一見(jiàn)『バカみたい』だが、特殊な時(shí)期にはこうした『中二病のような大げさなやり方』でしか友人を思う気持ちを表せない」という。
人との関わりを減らし、外出を減らす感染狀況の中の暮らしの中、図書館に注目が集まり、人気のある本は1年待ちの狀態(tài)だという。「朝日新聞」の最近の報(bào)道によると、新潟市では図書館全體で小川糸さんの小説「ライオンのおやつ」の蔵書が20冊(cè)あるが、すべて貸し出されており、さらに523件の貸し出し予約が入っている。1回あたり最大2週間の貸出期間などを考えると、予約者全員が読むには、今のままでは計(jì)算上、約1年かかる。これは例外ではなく、蔵書數(shù)を予約數(shù)が大きく上回るケースは多々あり、ニーズに迅速に対応したいとして、図書館は市民に本の寄贈(zèng)を求めている。感染狀況の中でのこうした変化に直面して、日本人の中には「少しずつ慣れようとしているところ」と話す人もいる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年4月17日