Uターン中の高速道路入口で、ドローンがQRコードを吊り下げながら「窓を開け、攜帯電話でQRコードをスキャンし登録を行ってください」と呼びかけを行う。今回の感染対策の様々な取り組みについて、ネットユーザーは「SFチックで、いいねをつけないわけにはいかない」と感嘆を漏らしている。新華網が伝えた。
村の幹部がドローンを使い驚くべき呼びかけを行った。「お父さん、お母さん!私は村のドローンです。早くマスクを著用し、急いで帰宅してください」
防疫知識の宣伝のほか、隔離者への生活用品の配達に用いることができ、人との接觸を効果的に減らし、感染リスクを下げることができる。
夜間巡回のドローンは街燈のないエリアで、買い出しをする歩行者の道を照らす。
これらの「一般的」な用途のほか、最前線の防疫活動ではさらに多くの驚くべき操作が行われている。赤外線カメラを搭載したドローンが検溫に用いられており、1メートル內の検溫の誤差はわずか1%だ。
複數の地域ではさらに人の代わりにドローンを使いエリア內の消毒作業を行い、作業効率を大幅に高めている。
ドローンによる防疫は、どのような違いがあるのだろうか。
空を飛ぶドローンは高速で、地形の影響を受けにくく、広い面積をカバーできる。最新の防疫政策や知識を市民にスピーディに伝え、感染癥に見舞われる人々に新鮮な喜びと安心感をもたらす。
ドローンの離陸から巡回?帰還までには2、3分しかかからない。徒歩で巡回するならば、1つの団地であれば30分以上かかるだろう。
地上の機械や人の手による消毒と比べると、ドローンの優位性がさらに際立つ。ドローンの全自動飛行により作業者の安全が保証される。またフルカバー?立體的消毒により、機械と人の手が屆かない場所にも散布することが可能で、作業効率がさらに高い。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年2月17日