中國外交部(外務(wù)省)の耿爽報道官は8日の定例記者會見で、現(xiàn)在の中東情勢について「中國側(cè)は引き続き情勢の推移を注視し、関係各者と緊密な意思疎通を継続し、情勢の早期沈靜化を後押しし、情勢の推移に適切に対処するために責(zé)任ある役割を果す」と述べた。
【記者】イラン外相が8日にツイッターで「イランは國連憲章第51條に基づき米軍基地に対する相応の自衛(wèi)措置を講じ、終了した。イランは情勢のエスカレートや戦爭は求めないが、いかなる侵略も受けぬよう自らを防衛(wèi)する」としたことについて、中國側(cè)としてコメントは。
【耿報道官】現(xiàn)在の中東情勢は複雑で敏感だ。中國側(cè)は事態(tài)の推移を強く注視し続けており、自制を保つよう関係方面に呼びかける。中國側(cè)は一貫して、関係各者が相互尊重を基礎(chǔ)に、対話や交渉など平和的方法を通じて互いの摩擦や溝を適切に解決し、地域の平和と安定を共同で守ることを主張している。
我々が繰り返し述べてきたことだが、中東情勢の一層の悪化はいずれの側(cè)の利益にもならず、地域の平和と安定を確保することが全世界にとって極めて重要だ。中國側(cè)は引き続き情勢の推移を注視し、関係各者と緊密な意思疎通を継続し、情勢の早期沈靜化を後押しし、情勢の推移に適切に対処するために責(zé)任ある役割を果す。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月9日