王毅外交部長、「今年の中國周辺外交における3つの成果とは」

王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）が23日、人民日報、中央広播電視総臺の取材に応じた。

王外交部長は、今年、周辺諸國との外交における最も大きな成果として以下の3つを挙げた。

まず、周辺諸國との関係が全面的に改善し、発展した點(diǎn)。習(xí)近平國家主席がインドのチェンナイでナレンドラ?モディ首相と會談し、両國関係の発展方向を明確にした。中日関係は正しい軌道に戻り、積極的な勢いが現(xiàn)れた。中國と東南アジア諸國連合（ASEAN ）との関係も全方位的で新たな段階に入り、「南中國海における行動規(guī)範(fàn)」（COC）の交渉で重要な進(jìn)展を?qū)g現(xiàn)した。中國と中央アジア諸國の関係や上海協(xié)力機(jī)構(gòu)（SCO）の発展においてはいずれも新たな段階へと突入した。

次に、地域協(xié)力が重要な一歩を踏み出した點(diǎn)。中國が積極的に推進(jìn)した結(jié)果、東アジア地域の包括的経済連攜（RCEP）は協(xié)定內(nèi)容の交渉を終え、署名に向けて努力することで一致している。中國?ASEAN自由貿(mào)易地域（ACFTA）のアップグレードに関する議定書が全面的に効力を発し、24日には第8回中日韓サミットが中國で開催され、三國の協(xié)力を促進(jìn)するために新たな原動力が注入されることになるとみられている。

3つ目に、地域の情勢が全體的に安定した點(diǎn)。中國は朝鮮半島問題において積極的に交渉することを主張し、アフガニスタン問題の解決にも奔走し、インドとパキスタンに対して対話を呼びかけ、ミャンマーとバングラデシュの仲介役にもなっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月25日