李克強総理は16日から18日にかけてロシアを公式訪問し、メドベージェフ首相と第24回中露首相定期會談を行った。今回の訪問で中露雙方は首脳會談の重要な共通認識の実行について具體的計畫を立て、新時代の中露実務協力の質的向上と高度化を促進し、新時代の中露包括的?戦略的協力パートナーシップに新たな內容を與えた。新華社が伝えた。
■実務協力の方向性を計畫
今年6月、習近平國家主席はロシア國賓訪問を成功させ、ロシア側と共に両國関係を新時代の包括的?戦略的協力パートナーシップに格上げした。それから3カ月余り。李総理はロシアを訪問して中露首相定期會談を行い、ロシア側と共に首脳會談の共通認識を実行に移し、実務協力の方向性について計畫を立て、中露の実務協力が新たな段階へ上がる後押しをした。
雙方は「第24回中露首相定期會談共同聲明」に署名するとともに、投資?経済?貿易?農業?原子力?宇宙?科學技術?デジタル経済など10數件の二國間協力文書の調印に立ち會った。
中國にとって中露首相定期會談は最も早く構築した対外協力制度の一つだ。20年余りかけて、この制度は日増しに成熟し、完全なものになり、各分野での中露実務協力の促進に重要な役割を果してきた。
ロシア?アジア工業企業家連盟のヴィタリー?マンコビッチ會長は「今回の露中首相會談は今年6月の露中首脳會談の重要な共通認識を全面的に実行に移すことを目指していた。雙方はこれについて踏み込んだ対話を行い、両國のために良好な経済貿易協力環境を創造した」と指摘する。