2019年7月6日から9月9日まで、日本の著名蕓術家である荒木経惟氏の、過去最大規模となる「花」をテーマとした寫真展「荒木経惟?花幽」が北京798蕓術區の橋蕓術スペースで開幕する。今回の寫真展は、荒木氏の「花人生」、「花曲」、「花小説」、「花霊」、および本展用に制作した長さ8メートルの「絵巻?華幽」など、各種計500點以上の作品が展示される。1990年から2019年までの30年間に撮影された、「花」をテーマとしたさまざまな代表作が中心となっている。北京商報が伝えた。
今回の寫真展のテーマ「花幽」は、荒木氏自らが筆をとり、書道作品として完成させた。本展では、特別に撮影と紙を使った書道による創作方法を結び付けた數量限定の「和紙書法」が出品される。
荒木氏が強烈なインパクトで愛?生?死を表現?撮影した寫真作品は、人々に広く知られている。「花」シリーズは、荒木氏の最も重要な作品の一つだ。莖が切られた切り花は、撮影された作品の中で活き活きと蘇っている。カラー寫真?モノクロ寫真に関係なく、花びらに秘められた「剎那的な熱狂と妖艶」が、見事に引き出されている。花を被寫體とした荒木の撮影は、これまでずっと、フレッシュな花がやがて枯れ萎む様子を捉えており、生き返った花びらが作品で再び朽ちていく。荒木氏は、「撮影は人生そのものだ。人は、老いるにつれ、撮影した寫真はより味わい深くなっていく」と語っている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年6月28日