中國オリンピック委員會(COC)管轄地域の2020年東京オリンピック観戦チケットサービス運営業務が21日、北京でスタートした。関連協定により、旅行會社の凱撒旅遊が東京オリンピック観戦チケットのCOC公式販売サービス機関?応対サービス提供業者、COC管轄地域で唯一のチケット販売代理機関となる。中國大陸地區の観戦希望者にとっては凱撒旅遊が東京オリンピック観戦チケットの唯一の購入ルートになる。北京日報が伝えた。
ある関連データは、2025年には中國のスポーツ?エンタメ産業全體の規模が2兆元(1元は約16.0円)に達すると予測している。世界の文化の祭典であるオリンピックは、スポーツ観光を力強くけん引している。業界內専門家の予測によると、東京オリンピック會期中、中國から50萬人を超える観光客が日本へオリンピック競技観戦に行くと見られ、中國からの観戦者數は開催國日本の観客數に次いで多くなる可能性がある。
統計によると、東京オリンピックの世界での観戦チケット販売は880萬枚に達する見込みだ。慣例により、開催國は75%の観戦チケットを受託販売し、殘りの部分が海外向けに発売される。開催國以外の國と地域の観客は、屬する國と地域のオリンピック委員會が指定した代理機関から観戦チケットを購入することになる。2008年北京オリンピックの「オリンピック奉仕先進団體」であり、2012年ロンドンオリンピックや2016年リオオリンピック、2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのCOC管轄地域チケット販売代理機関である凱撒旅遊は、今回、観戦チケット、観戦パッケージ、観戦ツアー、カスタムメイド業務などの商品とサービスを打ち出し、個人顧客と企業顧客に多様な選択肢を提供する予定だ。一般向けに販売される観戦チケットは枚數に限りがあるため、COC管轄地域の観戦チケット一般購入は購入申請制の採用を予定している。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年5月23日