四川省統計局は 今月19日、成都市で2018年四川省人口統計公報記者會見を開き、社會の関心が高い人口や出生數、內訳の変化などを含む、2018年の四川省の人口統計関連データを発表した。成都商報が報じた。
2018年末の時點で、四川省の常住人口は8341萬人と前年比で39萬人増えた。そのうち、成都市の常住人口は四川省で一番多かった。
高齢化が深刻に
注目の高い高齢化の具體的な統計を見ると、2018年、四川省の常住人口のうち、60歳以上の高齢者が1762萬人と全體の21.13%を占めていた。65歳以上の高齢者は1181萬9000人と、山東省に次いで中國で2番目に多い數となっており、人口全體に占める割合は14.17%と、遼寧省、上海、山東省に次いで中國で4番目に高い割合となっている。
2018年、四川省の65歳以上の高齢者の人口の割合が初めて14%を超え、14.17%に達したことは注目に値する。
世界の一般的な高齢化率による分類によると、一つの國や地域において65歳以上の高齢者の人口が7%を超えると、「高齢化社會」とし、14%を超えると、「高齢社會」に、21%を超えると、「超高齢社會」としている。
2018年に四川省の「二人目の子供」の割合が「一人目」の割合超える
四川省は2016年年初から二人っ子政策の全面的な実施が始まった。それに伴い、2016年から2018年までの四川省の出生數と出生率は大幅に伸び、2016年から2018年までの出生數はそれぞれ86萬1000人、93萬人、92萬人だった。
2018年の人口変動狀況サンプリング調査の出産狀況を見ると、「一人目の子供の出産」が45.15%と、前年比1.98ポイント減少し、「二人目」が「一人目」を上回る47.05%と、前年比0.16ポイント上昇となった。
同データから、「二人っ子政策」の全面的な実施により、四川省では出生が促進されていることがわかる。二人目の子供の出産が、一人目の子供の出産數減少の緩和に少なからず影響を與えており、人口の増加や人口の年齢構造の改善、人口のバランスの取れた発展につながっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年3月20日