中國國家外貨管理局がこのほど発表した最新のデータをみると、中國の外貨市場は2019年に入ってからより安定した運(yùn)営狀態(tài)にあることがわかる。銀行の外貨決済と外貨売卻の差額の赤字額が縮小し、外貨市場の需給は基本的バランスを維持した。1?2月の銀行間外貨決済売卻の差額の月平均赤字額は15億ドル(1ドルは約111.2円)に上り、18年下半期の月平均赤字額より87%縮小した。外貨準(zhǔn)備高は安定の中で上昇し、2月末は18年末比175億ドル増加した。
同局の王春英報(bào)道官(チーフエコノミスト)は、「年初以來、中國の外貨市場は好転が続いている。企業(yè)や個(gè)人など非銀行部門の対外入出金は大幅な黒字になった。1?2月の非銀行部門の対外入出金の月平均黒字額は283億ドル、18年下半期の月平均黒字額は約100億ドル余りだった」と述べた。
王報(bào)道官によると、「國境を越えた主要ルートでの資金流動(dòng)の狀況がさらに改善し、物品貿(mào)易での外貨の純流入と純決済?純売卻が増加し、1?2月に銀行が顧客に代わって行った物品貿(mào)易の対外出入金と外貨決済売卻は黒字額が軒並み上昇し、月平均黒字額を18年下半期の水準(zhǔn)と比較すると、対外出入金は1.9倍増加し、外貨決済売卻は25%増加した。同時(shí)に直接投資と証券投資での外貨純決済?純売卻が増加し、個(gè)人の外貨決済売卻は基本的に安定し、1?2月の外貨純購入は前年同期比19%減少した。為替先物取引の契約は6ヶ月連続で黒字を保ち、1?2月の月平均黒字額は81億ドルになった。前年同期は赤字だった。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月19日