ネット大手が「春節(jié)お年玉大作戦」に次々參入

春節(jié)（舊正月、今年は2月5日）が近づくと、親戚や友人の間で攜帯電話(huà)を取り出して「福」の字を探し、スキャンして福カードを集めたり、支付寶（アリペイ）の友人と福カードを交換したりしてお年玉を獲得する楽しいイベントが始まる。このイベントを擔(dān)當(dāng)する支付寶五福プロジェクトチームはこのほど、「今年の支付寶の福カード集めは25日午後8時(shí)にスタートする。よく知られたAR（拡張現(xiàn)実）アプリでの福字のスキャンだけでなく、支付寶を通じてゲームをして遊んだり、ミニプログラムの中で問(wèn)題に答えたりしても福カードがもらえる」と発表した。これまでに、支付寶、百度（バイドゥ）、抖音（TikTok）の3大インターネットプラットフォームが春節(jié)のオフラインフローによるお年玉大作戦に次々參入している。「北京日?qǐng)?bào)」が伝えた。

今年の福カード集めのユーザーは大晦日の夜に総額5億元（1元は約16.1円）のお年玉をランダムに分け合うことになり、総額は昨年と同じだ。お年玉に関連して、ユーザーはみんなで環(huán)境保護(hù)に取り組み、グリーンフィンテックプラットフォームのアント森林を通じて森林に水まきをするとみられ、予想では約667ヘクタールにも上る「新春福木林」が內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)の科爾沁右翼中旗に誕生する見(jiàn)込みだ。

今年は香港の現(xiàn)地ウォレット「アリペイHK」も福カード集めのイベントに參入し、初めての香港のユーザーはARアプリで福字をスキャンし、自分の支付寶アプリで相互連動(dòng)型の年越しイベントを體験することができる。

支付寶は過(guò)去3年間の福カード集めのデータを公表した。このイベントは2016年に始まり、3年連続で參加者數(shù)は1億人を超えた。昨年の參加者のうち中高年層は7千萬(wàn)人に達(dá)し、最高齢は100歳で、このイベントは春節(jié)期間に年長(zhǎng)者と年少者が交流する際、真っ先に選ばれるミニゲームになっている。データによれば、海外の2千以上の都市で春節(jié)を過(guò)ごす中國(guó)人も怠らずに福字を探し、中國(guó)にいる親類(lèi)や友人と福カードの交換を楽しんでいるという。

オンラインの営業(yè)販売コストが高止まりし、オンラインフローの伸びが天井に直面したことなどから、春節(jié)のようなオンラインとオフラインの相互連動(dòng)フローが高度に集中する伝統(tǒng)的祝日は、ネット大手にとって「兵家必爭(zhēng)の地」になりつつある。

數(shù)日前、抖音は19年の中國(guó)中央テレビの春晩（春節(jié)を祝う中國(guó)の國(guó)民的年越し番組）で唯一のSNSプラットフォームとなり、チャレンジテーマを設(shè)定したり新しい遊び方を募集したりし、ARやステッカーなどの人工知能（AI）技術(shù)と合わせて、ユーザーにショート動(dòng)畫(huà)の撮影を呼びかけ、數(shù)十年続く老舗番組に新しい息吹をもたらすと発表した。抖音ステーションで「コピーショー」を開(kāi)設(shè)し、ショート動(dòng)畫(huà)を相互連動(dòng)させることでユーザーに番組に出演しているような気分を味わってもらう、などを予定する。百度と中央テレビも今月に協(xié)力を発表し、「今年の春晩のお年玉イベントは過(guò)去最高の金額になり、攜帯電話(huà)をシェイクしてお年玉、ショート動(dòng)畫(huà)でお年玉、検索してお年玉などいろいろなスタイルを打ち出す。ユーザーは最新の百度アプリを通じて相互連動(dòng)イベントに參加すればお年玉をもらえる」と説明した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年1月22日